2018/02/07 06:18
モロッコの美しい港町のメディナ
そのはじっこにひっそりとアブダラの木の工房はある
人が一人作業できる程度の小さな工房だ
同じ通りにあるアパートをかりて10日間ほど滞在したとき
彼の工房をみつけた
毎日通るたびにあいさつを交わすようになり
彼が作る様子を眺めたり、ドクロ体験を勧められるままにしてみたり
あるときの夕方は木屑に埋もれて疲れちゃったというアブダラを励ましたり
その町を発つ日にアブダラの工房で自分用にいくつかの木の道具を買った
[モロッコの暮らしと手しごと]のオープンが決まったとき
彼の作品は取り扱いたいと思っていた
久しぶりのアブダラはちっともかわっていなくて
いつもやさしい笑顔でとても誠実
共通の言葉を話せない私たちはを身振り手振りと
絵を書いたり写真を見せたりして
調べたアラビア語をならべたりして
コミュニケーションをとる
ほとんどストックを持たないので棚にある気に入ったものをすべて購入し
滞在中に可能ないくつかも注文
町を発つ日のバスにのる少し前に工房に立ち寄って仕上がっているものだけ受け取った
「17時ならこれもでき上がるのに」
「15時のバスに乗らなきゃなの またくるね!」
エッサウィラで買い付けるものはほとんどないのだけど
アブダラに会いたいし、彼の作品を買い付けたいのでまたくるよ
[モロッコの暮らしと手しごと]
暮らしにまつわるモノと手しごとのモノにこだわって買い付けしています
アブダラの作った木の道具は
カテゴリーの「木の道具」、もしくは「アクセサリー」にて取り扱いがあります